小鳥の食餌について
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一般的に、小鳥の食性は以下の3種類に分けられます。(ここでは肉食の鳥は省いています)
- 穀食性(穀物が主食)
一般的な飼育鳥の中で、オウム、インコ類のほとんどが穀食性の鳥です。 - 蜜食、果食性(花の蜜や果物が主食)
一部の鳥。ベニコンゴウインコやキソデボウシインコは果食性、ローリー、ロリキート類は蜜食性です。 - 雑食性
穀物食寄りの雑食。昆虫などの蛋白源も摂取します。 文鳥やキバタン、ナナクサインコなどは、雑食性です。 ただし、穀物や果物を食べる鳥、穀物・果物・花蜜全てを食べる広範囲の食性の鳥もいます。
食性によって、その鳥に適した食餌の内容は変わります。 今回は、穀物食、雑食の鳥の食餌についてまとめます。
基本的な食餌内容は穀食性も雑食性も同じですが、雑食性であれば、タンパク質を多めに与えることを考えていただくことになります。穀物食、雑食の鳥の主食としては、シード(穀物)、ペレットの2種類があげられます。
シードについて
シード食は自然食です。人の食べる食事をイメージしていただければわかりますが、いろいろなものをバランスよく食べることが必要になるお食餌です。シード食の利点は、おいしく、いろいろな食材を食べることができることです。欠点としては消化管に負担がかかること(胃腸が弱い鳥には負担になります)、病気になった場合の療法食(特別なペレット)への切り替えが困難な場合があることがあげられます。
ペレットについて
ペレット食は、総合栄養食です。犬、猫で一般的なドライフードをイメージしてください。それだけで栄養バランスの整った食餌(総合栄養食)なので、できれば全体の8割程度はペレットにしていただく必要があります。残りの2割程度、おやつとしてシードや野菜などを与えてもらってかまいません。ペレット食の利点は、胃腸に優しい食餌であること、病気になった場合に処方食への切り替えが比較的スムーズになることがあげられます。欠点としては、あまりおいしくないこと、色々な食材を食べられず楽しみが少ないこと、飲水量が過剰になる場合があることなどがあげられます。
まとめ
どちらかの食餌を推奨するというわけではありませんが、バランスよい食餌で、体調良く元気に過ごせるお食餌を与えていただけると良いと思います。それぞれの利点、欠点を理解したうえで、その鳥さんに合った食餌を選んで与えてください。