豊田市の犬・猫・鳥・小動物の診療ならかなくぼ動物病院「鳥の診療」ページ

受診について
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鳥の診療

BIRD

診療にあたり大切にしている5つのこと 診療にあたり大切にしている5つのこと

01 飼い主様から詳しくお話を伺います

診察をさせていただく前に、食事内容、飼育環境、食欲や排泄の状態、症状などについて、飼い主様に時間をかけて詳しく伺います。動物は、調子の悪さを言葉で訴えることができず、その中でも特に鳥は、症状や体調の悪さを隠してしまう動物です。診察室では緊張して元気そうに振る舞うことも多いため、日常の様子をよく知る飼い主様に、気づかれたこと全てをお聞きするよう心がけています。何か気になることがあれば、些細なことでもお話しください。

02 鳥たちの負担にならないよう
慎重に診療を行います

病気の鳥は極めてデリケートで、少しのストレスで容態が急変することがあります。そのため、問診で鳥の状態をある程度把握した上で、まずキャリーケースの外から鳥の様子を観察します。通常の診療が可能であると判断される場合は、なるべく手早く慎重に(鳥が疲れてしまうときには休憩をはさみながら)診療を行います。状態の悪い鳥は、触れることで容態が急変する可能性があるため、通常の診療が困難だと判断する場合がありますが、その中でも行える検査や治療を検討し、できる限りの診療を行います。

03 検査・手術などを積極的に行っています

視診や触診、聴診など五感を使った診療だけでは、得られる情報が限られ、原因の特定ができない場合があります。かなくぼ動物病院では、小さな鳥であっても、糞便検査やそのう検査、血液検査、レントゲン検査、腹部超音波検査などの検査を行うことが可能です。
また、手術は様々なリスクを伴いますが、それを上回る治療効果を期待できる場合には、飼い主さんに丁寧な説明を行い、よくご理解いただいた上で手術を行います。家族の一員である大切な命を守るために最大限の注意を払い、できる限りの手を尽くして適切な治療を行います。

04 健康診断にも力を入れています

鳥をご自宅に迎えた時には、飼育方法や健康状態の確認のため、必ず健康診断にお越しください。鳥は、元気そうに見えても感染症にかかっていたり、適切な飼育をしていても様々な病気を患うことがあり、症状が明らかになる頃には、治療が困難な場合もあるため、他の動物以上に早期発見と早期治療が重要です。鳥は、感染症に対する予防接種を行うことはできませんが、生活環境や食事内容などを見直すことにより、未然に防ぐことのできる病気もあるため、6ヶ月に1度の健康診断をお勧めしています。

05 ご相談に対するアドバイスにも
力を入れています

鳥の飼育や病気に関する情報は、近年徐々に多くなってきましたが、飼育の環境や食事管理などが適切かどうかわからず、不安を抱えている飼い主さんも多く見受けられます。
そのため、かなくぼ動物病院では、現在推奨されている飼育の情報を提供するとともに、多くの病気の原因となる肥満や発情などを防ぐため、飼育・食事・生活環境に関するアドバイスにも力を入れています。また、多くの飼い主様が悩まされる問題行動(毛引きなど)への対策も提案させていただいております。

安全な麻酔手術への想い

「鳥に麻酔や手術を行う」と聞くと、驚かれる飼い主様がまだまだ多いと思います。鳥の診療はもちろん、麻酔を伴う処置や手術を行う病院がほとんどないのが現状ですが、かなくぼ動物病院では、それが最善の治療であると判断される場合には、麻酔を伴う処置や手術を積極的にご提案するよう心がけています。
もともと繊細な生き物である鳥に麻酔や手術を実施するということは、犬や猫以上に様々なリスクを伴います。そのため、かなくぼ動物病院は、麻酔に関する最新の情報を常に集め、関連機器を充実させると共に、「麻酔・手術の事故は医師やスタッフの努力でもっと減らせる」という想いのもと、より安全な麻酔・手術を目指しています。

安全な麻酔・手術への取り組み

  • 鳥は、わずかな出血でも命にかかわるため、麻酔直前の血液検査はせず、できる限り短時間で麻酔・手術を行い、負担を最小限に抑えています。
  • 手術中の出血を極力少なくするために、専用の止血機器や拡大鏡を使用し、丁寧な手術を心がけています。
  • 麻酔中の血管点滴が行えないため、麻酔前に補液などで十分な水分補給を実施し、麻酔・手術中の血圧低下を防いでいます。
  • 経験を積んだスタッフが常に呼吸の状態を確認し、細心の注意で麻酔管理を行っています。

診療において
ご理解いただきたいこと

鳥は、見た目だけで状態を判断することが難しく、わずかなことでも突発的なケガや容態の悪化を起こしやすいため、診療時に予期せぬ事故が起こりやすい動物です。診療中に突然嘔吐することで気管が詰まって窒息したり、心臓や呼吸器の疾患で診療中に呼吸困難や心停止を起こすこともあります。また、骨がもろくなっている鳥は、触診の際に骨折する可能性もあります。
かなくぼ動物病院では、事前にしっかりと診療方針を説明し、安全性に配慮した丁寧な診療を行いますので、飼い主様のご理解をどうぞよろしくお願いします。

診療にかかる料金

診察料 800円
初診料(新規カルテ作成料) 700円
糞便検査 700円
そのう検査 800円
血液検査 5,000円~
レントゲン検査 3,000円~
腹部エコー検査 2,000円~
雌雄鑑別(遺伝子検査) 6,400円~
病原体遺伝子検査1項目
(オウム病クラミジア・PBFD・ BFDなど)
7,000円~
嘴切り・爪切り・羽切り 各500円
ネブライジング治療 3,800円~
一般的な薬の処方(10日分) 1,800円~
※入院治療や手術に関しては、その内容により費用大きく異なります。
また、動物の状態・症状をお電話で判断することは難しいため、まずは一度来院ください。